大小、様々なSEO施策がありますが、すべてを実施するのはかなり大変です。
今回は効果が曖昧なSEO施策について、わたしの15年の経験から評価してみました。
※SEO施策の効果はホームページの内容やキーワードの競合状況によっても変わります。
目次
主な基礎SEO施策
主なSEO施策は以下の通りです。
・ページタイトルの最適化
・メタキーワードの最適化
・メタディスクリプションの最適化
・hタグの最適化(文章構造の最適化)
・Altタグの追加
・ページ速度の改善
・モバイルフレンドリー
・内部リンクの最適化
・外部リンクの獲得
・コンテンツの追加/更新
・Google/bingへのXML送信
・トレンドに合わせたコンテンツ
・ロケーションの登録
・Youtubeへの動画アップ
ページタイトルの最適化
効果:○
ページタイトルに対策キーワードを配置しつつ、ユーザーの興味を喚起する文章へ最適化するSEO施策です。
これだけで上位順位を狙えるわけではありませんが、検索エンジンで表示されるキーワードが変わってきます。また、もちろん、対策キーワードの内容がコンテンツに含まれないと効果はありません。
メタキーワードの最適化
効果:×
ページの裏側に検索エンジンのロボット向けに対策キーワードを配置する施策です。
検索エンジンのコンテンツを解析能力が上がったため、現在では効果がないと言われており、わたしが運用しているホームページでも効果は確認できませんでした。
メタディスクリプションの最適化
効果:△
ページの裏側にページの要約を配置する施策です。
この施策で検索順位が上がるわけではありませんが、検索結果で表示されるスニペット(紹介文)に利用される場合があり、クリック率の改善を狙えます。
このディスクリプションを設置していないと、スニペットをそのページの適当な文章で検索エンジン側が自動で生成するため、かならず実施した方が良いです。
hタグの最適化(文章構造の最適化)
効果:△
h1は大見出し、h2は中見出しなど、文章構造をマークアップする施策です。
必須の施策と言われる場合もありますが、個人的には効果をあまり実感できてません。
しかし、検索エンジンがページ内容や文脈の強弱を認識するのに利用していると言われ、設定は少し大変ですが、実施した方が良いです。
Altタグの追加
効果:△
画像にテキストを埋め込む施策です。
このテキストは画像が読み込めない場合、音声読み上げ時、Googleの画像検索などで利用しているようです。
画像検索からの集客は商材によっては無視できないため、実施した方が良いと考えます。
ページ速度の改善
効果:△
ページの表示速度を改善する施策です。
表示速度の改善にはサーバスペックや帯域幅の見直し、画像やプログラム、CSSの軽量化、レンタリング順序の変更など多岐にわたります。
わたしはそこまで遅いページを運用した事がないため、SEO効果は確認できていませんが、SEO以前に表示速度が遅いとユーザーの離脱原因になるため、改善は必須であると考えます。
個人的な基準ですが、キャッシュなしの環境でページが表示されるまで理想は1秒、最大でも3秒くらいかと思います。
モバイルフレンドリー
効果:○
スマホ環境でストレスなくホームページを閲覧できるようにする施策です。
モバイルフレンドリーは単にスマホ対応することだけでありません。AMP対応、文字の見やすさ、タップ要素の間隔の最適化などがあります。
検索順位の上昇を狙える施策ではありませんが、わたしの100サイト以上のアクセス解析の経験上、BtoCのホームページのアクセス比率は大体、90%くらいありますので、優先度の高い施策かと思います。
内部リンクの最適化
効果:○
関連性の高いページ同士にクモの糸のようにリンクを張り巡らせる施策です。
検索エンジンはリンクを辿ってページを巡回し、そのページにリンクされている周辺のページの内容も加味して情報の豊富さなどを評価していると言われています。
検索上位を狙える効果はあると考えますが、内容の薄いページ同士のリンクは増やしても効果はありません。
あとがき
SEOはユーザー、検索エンジンのロボットと対話してくようなイメージです。
ユーザーとの対話は以下にユーザーの求めている情報や次に求める情報を用意できるかになり、検索エンジンのロボットとの対話は以下に正しく、素早く認識してもらえるかになると考えます。
アネモネでは、WiXでのホームページ制作をWebマーケティング施策とセットで可能です。
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