SEO施策の効果を評価してみた2

大小、様々なSEO施策がありますが、すべてを実施するのはかなり大変です。
今回は効果が曖昧なSEO施策について、わたしの15年の経験から評価してみました。

この記事は「SEO施策の効果を評価してみた1」の続きになります。

※あくまでもわたしの経験に基づいた主観の評価になります。
※SEO施策の効果はホームページの内容やキーワードの競合状況によっても変わります。

外部リンクの獲得

効果:○
内容的に関連性が高く、SEO的に評価の高いページからのリンクを獲得する施策です。
検索エンジンは関連性が高く、価値の高い外部リンクが多いページ=インターネットで評価されているページと評価するようで検索順位の上昇が見込めます。
ただし、リンク購入などで急激に関連性のない外部リンクが増えると評価が下がる可能性があり、さらに、購入したリンクと判別されてしまうとペナルティを受ける可能性があります。

コンテンツの追加/更新

効果:
自社でできる最大のSEO施策です。
ユーザーニーズを満たせており、ユニークな内容で、かつ、競合よりもコンテンツの質や豊富さが優れたコンテンツを制作する事ができれば、検索上位を狙えます。

個人的にはページボリュームよりも内容の質の改善に視点を置いた方が順位は上がりやすいように思います。
そのため、単に対策キーワードに必要な関連情報を増やしていくだけではなく、公開している情報を最新に保つことやより良い内容へ改善していくことも重要です。
ページボリュームは、内容の質を改善していく上で情報量が増えたためページを分けた、ユーザーが読みやすいようにページを分けた、テーマが異なるため分けた。その結果、ページボリュームが増えたぐらいの感覚で良いと思います。何ページ以上ないと順位が上がらないなど、ページボリュームをSEOの基準にしない方が良いと思います。

Google/bingへのXML送信

効果:△
Googleとbingにサイトを更新したページを登録申請する施策です。
検索順位を上げる施策ではありませんが、検索エンジンに新しいページの登録や更新したページの再評価を促すことができます。登録申請しなくてもいつかはロボットが発見してくれる可能性はありますが、それがいつになるかはわからないため、SEOでは必須の施策です。
bingは集客経路の15%くらいを占めているホームページも多くあるため、bingにも登録申請しておいた方が良いです。

トレンドに合わせたコンテンツ

効果:
検索数が急上昇しているトレンドキーワードに合わせたコンテンツを用意する施策です。
検索エンジンはその時々、ユーザーの関心のあるテーマのページを上位表示させる傾向があるため、一時的かもしれませんが、検索順位の向上を狙えます。
トレンドキーワードは「Googleトレンド」や「Twitterの話題検索」などで調べることができます。

ロケーションの登録

効果:○
Googleマイビジネスなどを利用して最適なロケーション(位置)を登録する施策です。
「対策キーワード+エリア」やスマホから検索された場合に正しいロケーションでの表示が狙えます。
一応、検索エンジン側がホームページから自動にロケーションやビジネス情報を登録してくれる場合もありますが、精度が低いため、自分で登録した方が良いです。
歯医者、飲食店、美容室、不動産会社など、来店促進を目的としたホームページでは必須のSEO対策と言えます。

Youtubeへの動画アップ

効果:○
主にGoogleになりますが、近年、Googleのキーワード検索結果にはYoutubeの動画も表示されます。
企業はまだまだ、Youtubeの利用が少ないため、キーワードによっては容易に上位表示される場合があります。
ただし、おそらくは、ただ単にYoutubeへ動画を上げるだけではダメで、最適なYoutube内SEOは必要になると思われます。(わたしはYoutube内SEOなしで動画をアップしたことがないため、SEOなし動画は効果が不明です。)

SEO施策の効果を評価してみた1はこちら


あとがき

SEOはユーザー、検索エンジンのロボットと対話してくようなイメージです。
ユーザーとの対話は以下にユーザーの求めている情報や次に求める情報を用意できるかになり、検索エンジンのロボットとの対話は以下に正しく、素早く認識してもらえるかになると考えます。
アネモネでは、WiXでのホームページ制作をWebマーケティング施策とセットで可能です。
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